毎年1月のお楽しみであるガトー・デ・ロワ!ここでは過去に私が食べたものの一部をご紹介します。可愛いフェーヴをコレクションするのはとてもとても愉しいことですが、ガトー・デ・ロワというお菓子の魅力や美味しさを知った上でフェーヴを集めると、もっともっとコレクションが愉しくなると思います。
エピファニーのお菓子といえば、一般的にはパイ生地にフランジパン(アーモンドクリーム)のガレット・デ・ロワですが、近年はチョコレートやりんご、抹茶、ピスターシュなど、いろいろな味のバリエーションをつけて販売するお店も多くあります。南仏では、砂糖漬けの果物を飾った厚く丸いブリオッシュ生地のお菓子が主流で、それらはクーロンヌ・デ・ロワ、パン・デ・ロワ、ブリオッシュ・デ・ロワなどと呼ばれています。
各地域ならではの特徴的なものもあり、このガトー・デ・ロワ(王様のお菓子)という伝統菓子の文化の奥深さは、私の一生を以ってしても、きっと全てを知ることは出来ないでしょう。
まだ知らないそれらについて思いを馳せるたび、小躍りしたいような気持ちになるのです。
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